GitLabの概要
GitLabはGitのリポジトリシステムをベースとしたホスティングサービスです。
Gitによるソースコードの管理はもちろん、タスクの管理を行なったり、wikiが使用できたりなど、いろんな機能が使用できます。
GitLabにはWEBサービス形式のものとサーバーを自分で建てて、そこにインストールするオンプレミス形式の2つがあります。
個人開発ということでなるべくコストがかからないようしようと考えています。
なのでサーバーを立てるオンプレミス形式のものではなく、WEBサービス形式のGitLAb.comを利用していきたいと思います。
なぜGitLabを個人開発で使うのか?
個人的には下記の理由が大きいです。
- プライベートリポジトリも無料で使える
- 進捗管理に便利なissue boardやCI機能などのいろんな機能がGitLabだけで揃う
自分のやろうとしている個人開発は小さなものなので、無料版でも十分に使えるかなと思いました。
もし、十分でないとなった場合は、後から有料版に変更することもできるので、まずは無料版で試してからという思いもあります。
またGitLabだけで、タスク管理ができたりCI(継続的イノベーション)の機能が使えたりするのも、Goodです!
いろんなツールを揃えた場合、ツール同士のバージョン確認とか下手すると必要になるかもしれないので、できれば1つで完結したものを使った方が良いかなと思っています。
GitLabを利用するための準備
GitLabのアカウント作成
GitLabを使うためにまずはアカウントを作成が必要です。
下記URLの公式サイトからへ行きましょう。
公式サイトのRegisterをクリックします。
そうすると、アカウント作成に必要な記入欄が出てくるので、記入しましょう。
また同意事項についてもチェックを入れておきます。
そこまで終われば、Registerボタンをクリックします。
この方法以外にも、Googleやtwitterなどのアカウントを使用してサインインすることもできます。
GitHubのアカウントでもサインインすることが可能です。
アカウント作成すると、登録したメールアドレスに確認用メールが届くので、そのメールに載っているリンク先をクリックして、確認処理を完了させましょう。
Gitのインストール
使用しているPCがwindowsの場合、下記サイトからインストーラーをダウンロードし、インストーラーを実行してGitをインストールします。
Gitの設定
Gitのインストーラーが完了すれば、Gitの設定を行います。
Git Bashを起動し、ユーザー名とメールアドレスの設定をしておきましょう。
Git Bash上で下記のコマンドを実行します。
git config --global user.name "ユーザー名"
git config --global user.email "メールアドレス"
GitLab.comのGUIで新しいプロジェクトを作成した時も上記コマンドを実行するように説明文が表示されます。
SSH keyの登録
Git BashでSSH keyを生成して、GitLabへ登録する必要があります。
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -f
SSH keyが生成できたら、生成したファイルの中身をコピーしておきます。
次にGitLabへの登録ですが、Setting画面の左側メニュー『SSH Keys』をクリックします。
Keyのところが入力できるようになっているので、さきほどのSSH keyのファイルの中身をペーストしてKeyを登録します。
複数のPCでGitLabを利用する場合
自分はデスクトップのWindows PCとラップトップのMacbookを併用しています。
そのように、複数のPCでGitLabを利用したい場合は、Gitのインストールと設定、SSH keyの登録をしましょう。
そうすれば、同じアカウントで複数のPCを使ってGitLabを利用することができます。
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